第1ブロック
このブロックで検査すること
同一性の確認
- 車台番号
- 原動機型式
- 番号標板
- 種別
- 用途
- 車体の形状
外観検査
- 車わく・車体
- 保安装置
- 走行装置
- 乗車装置
- 灯火器類
- 原動機
- 電気装置
- 操縦装置
同一性の確認
ここではエンジンルーム内の車台番号、原動機型式などが車検証や検査票などの申請書類と同一かどうかを確認します。
確認する主な内容は以下の通りです。
- 車台番号が申請書類と同じか
- 原動機(エンジン)型式が申請書類と同じか
- 番号標板(ナンバー)が申請書類と同じか
- 種別が申請書類と同じか
- 用途が変更されていないか
- 車体の形状が申請書類と同じか
検査コースでの操作手順と注意事項
検査ラインに並びます。検査ラインごとに番号がふられていますので、受付で指定された番号のラインについてください。指定されない場合はお問い合わせください。
エンジンルーム内の検査を行う場合は、エンジンを停止し、ボンネットを開け、支持棒等により保持した状態として、検査官の指示に従ってください。
外観検査
車わく・車体、乗車装置、保安装置、走行装置、灯火器類などについて、検査用ハンマーや目視によって外観検査を行います。
確認する主な内容は以下の通りです。
- 車わく(=シャシ)・車体に問題はないか
- 保安装置(クラクションなど)に問題はないか
- 走行装置(タイヤなど)に問題はないか
- 乗車装置(シートベルトなど)に問題はないか
- 灯火器類(ウインカーなど)に問題はないか
検査コースでの操作手順と注意事項
- 運転者席および助手席の側面ガラスの検査を行う場合は、窓ガラスを閉じた状態としてください。
- 検査担当者からの指示により、警音器、方向指示器等灯火器または窓拭器等を作動させてください。また、指示がある場合以外はこれら装置を作動させないでください。
- エンジンの始動および停止は、検査機器の表示器による表示または検査担当官からの指示により行ってください。
- 終わったら検査票に確認印をもらい、次のブロックへ進みます。
- 荷台等に物品等を積載しないでください。
- 座席、シートベルト、非常信号用具および消火器等は、確認できる状態としてください。
- 全ての車輪のホイールキャップまたはセンターキャップは取り外してください。
- 灯火器等に装着されているカバー等は取り外してください。
- 走行距離計は総走行距離(オドメータ)を表示した状態にしてください。